年齢が上がるとともに寝つきが悪くなってきた

10年位前までは、他人の夜眠れないということがよく分からなかった。

以前の私は、寝つきがよく不眠とは縁がなかったから。

しかし、年齢が上がるとともに眠り難くなっている。

時々、午後8時頃から9時頃にかけて凄い睡魔に襲われる。

この時の眠気がとても心地よく、ちょっと寝てしまうこともある。

そしてその眠気が、その後の睡眠の邪魔をしてしまうことにもなる。

「眠くなるまでは、ベットには入らない」と専門の本に書いてあったが、

体が疲れていて、横になりたいという欲求に負けてしまう。

「湯船につかる」ということもしたが、効果なし。

「寝る寸前までPCとテレビを見ない」ということもしたが、効果なし。

遅い時間の食事もなし。

あとは、やはり、昼間の運動かな。

でも今、気力のない私に運動ができない。

睡眠負債が気力をなくしているのか、気力をなくして最低限のことしか

動かない私が睡眠負債へと繋がるのか。困ったものである。

眠気を誘う、波の音や水琴窟の音のCDもダメだった。

15年程前にお気に入りだった、「くらもとさん」のピアノのCD。

久しぶりにかけたら、CD2枚組24曲を全部聞いてしまった。

眠るのにはちょうど良い曲だったのにねえ。

「くらもとさん」はお元気かしら。

夜は外が静かになるので、救急車のサイレンが良く響く。

斜め前の家の方の帰宅が遅いと、駐車場へ車を入れる時の音が煩い。

たぶん、マニュアル車だろう。アクセルを7,8回踏むのよね。

遅い時間の入浴も、給湯器の音が気になる。

寝つきが良いときはなんでもなかったことが、いちいち気になる。

そして、時間ばかり過ぎると悪いことが頭に浮かんでくる。

もういい加減にしてよと、思ううちに眠りへと入っていく。

毎日7時間寝むれたらいいなあ。