気持ち悪いって
時期が過ぎていたのは何となく感じていたが、種から育てたミニトマトを
すべて処分することがなかなかできなかった。
まだ、花も青い実もたくさんつけていたが、もうおいしい実は無理と終わりに。
プランター植えは一足先に片づけたが、地植えのものは茎も太く立派に育っていて
抜くことをためらわさせていた。
ごめんねと抜いている横で、夫の植えた白花ゆうがおが元気にしている。
いつから咲き出したかは定かではないが、毎夕方になると15cmほどの大輪の
白い清楚な花を咲かせている。毎日10個以上の花を見せてくれている。
そのゆうがおを見ていたら、親指の太さほどで長さは10cmくらいの芋虫を発見。
全体が黄色で緑のラインが斜めに入っている。一瞬驚いたがまあまあかわいい。
調べてみると、クロメンガスズメ(ガ)の幼虫だった。よく周りを見てみると、
ツルと同じような色になっている幼虫もいた。この幼虫はそれから地中に潜り
さなぎへなるという。日本ではあまり被害はないようだが、海外では農作物に
深刻な被害が出ているそうだ。我が家の被害は白花ゆうがおの葉がたくさん
食べられていたことかな。たぶん、それだけだと思う。
黄色1匹と地味な色4匹をバケツに入れ、夫の帰宅を待った。
一目見た夫は、「気持ち悪い」って。その一言で芋虫への気持ちが無くなった私。
この芋虫どうしよう?
ごめんなさい。芋虫は抜いたミニトマトの袋の中へ入れ翌日ごみ収集場へと向かった。