私を動かすものは

隣家で家周りの工事が始まり、とても大きな音を立てている。

こちらは閑静な住宅街で、普段はとても静かなところ。

私はここんところあまり出かけてなく、家に閉じこもり気味だった。

その私を動かしてくれたものは、騒音。

久しぶりに温水プールに入った。

そこは家からは遠く、車で30分のところ。

焼却場の余熱を利用して、プールにお風呂と他にもいろいろとある。

プールはこじんまりとしていて、4コースしかない。

家から車で20分ほどのところには、試合もできる50mプールもあるが、

設備が古いのと、水温がやや低いなどがあり、あまり行きたくない。

利用料金は、あちらが400円でこちらは200円。

そしてこのこじんまりプールは、利用者が少ない。

なので、先週今週と2回も行っちゃった。

またここは、こじんまりなので、1時間に10分の休憩タイムがない。

のんびり70分程、ウォーキングや泳ぎをして過ごす。

1週間に1度行く習慣に出来たらいいなあ。

 

今日は自転車で出かけた。

5~6キロ先まで走らせたが、電動なので楽々。

しかし、帰り道ちょっとイラっとした。

そんなことにイラつく私にもイラっと来る。

そこは少し狭い道で、黄色と赤の点滅の信号がある。

私側は赤の点滅、交差側は黄色の点滅。

交差側を車がゆっくり徐行しながら進んでいく。

そして、最後の車が止まってこちら側に譲ってくれる。

私はその好意にイラっとしてしまう。

あなたが止まってこちら側は進んでもいいんだなと確認するまでの時間と、

あなたがそのまま進んてしまった時の時間では、

あなたがそのまま進んでくれたほうが早いと思って、イラっとする。

イラっとして、そして情けなくなる自分。

車で走行中にも似たような場面がある。

道路の中途半端なところで右折しようとしてるとき、

対向車が後1台で途切れるのに、その1台が止まって道を譲ってくれる場面。

あなたが徐行して止まるのを確認して右折するのと、

あなたが通り過ぎてから右折するのでは、

あなたが通り過ぎてから右折のほうが時間的にも早いと思ってしまう。

あ~あ、人の好意にイラっとしてしまう私、情けないね。

そして現在も、隣からの断続的に騒音は続く。

でも、もう、出かける元気はない。

 

 

新しい設備

昨夜は激しい風と雨のため、あまり寝むれなかった。

我が家は丘の途中くらいにあるので、浸水の心配はない。

しかし、建物は古くなりつつあり、風に飛ばされるのではと不安な一夜となった。

古くなりつつある我が家とは対照に、新しい設備の話。

先日、彼岸花と芙蓉の花を見に行った。

途中高速道を一区間だけ走り、50分ほどで着いた。

そこは、田園の中に芙蓉、酔芙蓉が数百本。

田んぼの脇には彼岸花が咲いているところ。

稲刈りの方もいて、イナゴがたくさん飛び跳ねていた。

稲の黄と彼岸花の赤がとても綺麗だった。

少し移動した大きな公園の土手にも彼岸花

たくさん咲いているが、3~4年前と比べると少し減ったような。

花を楽しんだ後は、今年新しくオープンした施設へ。

まず、トイレで用を足していると、洗った手の水分を吹き飛ばす機器の音がした。

個室を出て手を洗い、私も手の水分を飛ばそうとしたがその機器が見当たらない。

まあいいかと「マルシェ」と表示の店の中へ。

半分ぐらいのスペースをスポンサー企業の商品が占めているが、地場産商品もいろいろあり、季節ものの栗を買う。

マルシェ以外の本来の目的も体験して、そこで昼食をとる。

肉と魚と野菜のしゃぶしゃぶをいただく。惣菜と甘味も数品ついて満足する。

車へ戻る前にもう一度トイレへ行く。

用を足していると、また、水切りの音がする。

個室から出ていくと、私より年配の方達が私を見て、

どうやるのかを見てみようと言っている。

その方たちは水切りの風は出せたが、水を出すことができなかった。

その水栓は、鏡側の壁から逆Tの字型で出ている。

T字の重なったちょうど真ん中の下に手をやると水が出て、

両端からは手をかざすと風が吹き出てくる仕組みになっている。

一つで二役をこなす優れものだった。

従来の箱型は、内壁に菌が繁殖して風と一緒に菌をまき散らし、

せっかく洗った手を汚しているとネットに出ていた。

この水栓は囲まれてなく、下に大きな洗面ボールがあるのでその点は大丈夫かな。

でも、利用方法は表示してほしいね。

新しいものは年を取ってくるとすぐに対応することは難しいね。

 

 

 

特別なわたし

今日は、金木犀が咲いた。

雨が降ったせいかそれほど匂わないが、

1年のうちで、この時だけ注目される金木犀を私は好き。

四角い土地の対角線上のすみとすみに1本ずつ植えてある。

この家へ引っ越ししたら、絶対に植えようと思っていた金木犀

もう、四半世紀を生きている。

花を見に行く私を、あいつが攻めてくる。

今年は酷暑のために数が減っているとテレビでは言っていたが、

我が家の庭には、暑さもモノとせずにたくさんの「蚊」が居る。

急に寒くなってきたが、我が物顔でまだ居座っている。

7月か8月にテレビで、蚊に刺される人と刺されない人の差は何かと伝えていた。

足の裏が汚れているかいないかと言っていた。

私は早速、足の裏を綺麗にして庭へと行った。

たくさん刺された。

後日シャワーを浴び、とことん綺麗にして庭へ行った。

やはり、たくさん刺された。

結論、私は蚊にとても好かれる存在。

特別な人間だったようだ。

蚊に刺されないためには、肌の露出を避けるのが一番かな。

薄手のシャツなどはものとはせずに刺す蚊もいるけど。

特別な私は、今年たくさんの血を提供してしまった。

来年は、どうにかしたい。

 

白色夕顔は、どこへ。その2

もう、養えないかもしれない。

最低気温がぐっと下がった朝。

ひんやりと気持ち良いので、起床と同時にベランダへ出る。

先端が空中をさまよっている夕顔もどきを観察すると、

3cmほどの細い青虫を発見する。もしかしてと、

急いで庭へ出て、夕顔もどきをよく見ると今年もあいつがいた。

去年、白色夕顔にたくさんついていたクロメンガタスズメ(ガ)の幼虫。

人の中指ほどの大きさのものが2匹確認できた。

やはり、夕顔もどきは白色夕顔のDNAを持っているのだろう。

庭の他の植物には目もくれず幼虫は、夕顔もどきの葉を食べる。

しかし、ここで問題が起きる。

夕顔もどきの葉は白色夕顔の葉と比べて小さい。

3分に1から4分の1ほどの大きさなので、

食欲旺盛な幼虫のための葉が足りなくなりそう。

幼虫を見てから4~5日しかたってなのに、

今現在、全体の7割ぐらいの葉が無くなっている。

きっと、2匹どころか見えないところでもっとたくさん潜んでいるのだろう。

先端の青虫も、クロメン~~だろう。

クロメン~~は、とても行儀よく丁寧に葉を食べきる。

幼虫は、夕顔もどきの葉を食べつくして、さなぎへとなれるのか?

光合成のできなくなった夕顔もどきが先に枯れてしまうのか?

どうなるのだろう。

 

 

白色夕顔は、どこへ

去年、夫が買ってきた白色夕顔。大変な生命力で成長してくれた。

その種は一応保存しておいたが、今年は蒔いていない。

他の朝顔も勝手に芽を出したので、夕顔も大丈夫と考えた。

そこに芽を出した、大ぶりの葉っぱの夕顔もどき。

これは間違いないと、ベランダへと延びるように紐を用意する。

去年は、背丈ほどの高さのネットを張ったのでそこに縦横無尽に伸び、

人間の中指ほどのガの幼虫も住まわせていた。

もともとネットは、ミニトマトをカラスから取られないようにしたもの。

でも、今年はいらないかなとネットを張らなかった。

(トマトの収穫に邪魔なのと片付けも面倒なので)

そこで成長力抜群の夕顔のために2本の紐を付けた。

しかし、大ぶりの葉っぱは始めの4~5枚で後は普通サイズへ変わっていった。

おかしいなあと成長を見守ると朝顔サイズの赤い花をつけだした。

見た目は朝顔だが成長力は、去年の白色夕顔と同じでベランダの手すりまで延び、

今は先端が空中をさまよっている状態。長さは4m越えかな。

夕顔もたくさんの花を咲かせたが、これも良く咲いてくれている。

脇芽がどんどんでて、これからもまだまだ咲きそう。

他の朝顔は、朝咲いて夕方まで咲いているが、

残念なことにこれは、朝咲いて昼前に萎んでしまう。

いったい、あなたは誰?

 

 

あるよ、うちに。

朝ドラで、そよ風の扇風機のことが出ていた。

私は以前から、優しい、心地よい風を求めていた。

去年、娘が里帰り出産で我が家へ帰ってきたとき、

自分の家で使っている扇風機がとても良いので、

同じものをプレゼントすると言う。

求めていたものが向こうからやってきた。

それは、本当にそよ風だった。

ふんわりととてもやわらかい風だった。

優しい風は、大きく広がるように吹く。

私の寝室でおおいに活用され、独り占めしてしまっている。

去年も使ったが、今年は早くから心地よくしてくれていた。

居間にある14年物の扇風機は、弱でも強い。

貰った扇風機は8段階の風量があり、

14年物の弱と6段階目の風量が同じくらいかな。

朝ドラを見て、私が貰ったところのかなと思ったが、

ネットではある企業がモデルと出ていた。

貰ったものは国内大手家電だったので、

今はどこでも作っているのかな。

行ってみれば楽しい

最初の日程では行くことは出来なかったが、強風で延期になった花火大会へ

行ってきた。。

その日は朝6時から庭の草取りなどを2時間ほどした。

途中めまいや軽い頭痛などがあり、今日は行くのは辞めようと思った。

その日は最高気温34度ととても暑かった。

しかし、鎮痛剤も効き気分も平常になると行きたいと思うように。

夫に、「帰りは私が運転するから行こう」と午後4時に呼び掛けて、

なぜか、もうアルコールの入っていた夫を助手席に乗せ、

午後4時50分に出発した。20分後に駐車場に着く。

なんということでしょう。駐車場はまだ半分以上空いていた。

花火の上がる1時間50分前で、こんなに空いているならもう少し遅くても・・・

ただここは、ホームページには告知されていない駐車場なので穴場だったのかも。

普段は目的が定かにしていない広場(子供が駆け回るには最高)で、

臨機応変に駐車場に変わる。

そこからはちょっと歩く。まず、コンビニへ。

飲み物はあるので、その他のものを選ぶ。

焼き鳥、ソーセージ、サンドイッチなどを買う。

カード払いで貯めたポイントを電子マネーにした分で支払う。

この辺から気分は上がってくる。

浜辺へ出てきて、どこにシートを敷くかウロウロ。

ここもまだ人が少なく、好きなところに座ることができた。

太陽が富士山の横に沈み、夕焼けはとても綺麗だった。

反対の東側からは月が登り、待ち時間を楽しませてくれた。

こうもりと思われるものも飛んでいた。

砂の上に横になると、昼間の暖かさが残っていて気持ち良い。

海からの少し強めの風は、ひんやりとしていた。

わざわざ家から持って行ったうちわは、役に立たなかった。

そして花火が、目の前に上がった。

選んだ場所は一等席だった。

大きな花火大会と違いここは、打ち上げられる花火の数は少ないが、

目の前で見れば、どこの花火も一緒かな。

途中頭をあげていて首が疲れたので、横になって見た。楽ちん。

10年位前に行った2万発も上がる花火大会は、新幹線の距離で、

座敷き席だったが、一人分がとても狭く窮屈だった。

また、花火前後の時間がとっても長かった。

そのことを思い出し、もう、そんな遠くへ行かなくていいと思った。

たくさんの種類の花火を楽しんで、終了後1時間で家に帰り付いた。

来年も行けたらいいなあ。

家に閉じこもり気味な私、もう少し動こう。